前回はYouTubeで新たにチャンネルを作成する方法と注意点について説明しました。
今回は、アカウント認証(確認)について解説していきます。
アカウント認証は、チャンネルを開設したらすぐにでもやっておくべきです。
その理由は、アカウント認証しないと使えない重要な機能があるからです。
その機能は4つありますが、このうち特に重要なのは以下の2つ。
①カスタムサムネイルを利用できる
②15分超えの動画をアップできる
これらはチャンネル開設して動画をアップするときに必要になってきますので、チャンネル開設後すぐにでもアカウント認証はした方がいいです。
①②については、後ほどもう少し詳しく見ていきます。
まずはアカウント認証の手順について画像付きで解説していきます。
YouTubeアカウント認証の手順【電話またはSMS】
アカウントの状態を確認してみる
現在のアカウントの状態を調べるには、以下の場所まで行ってください。
①自分のチャンネルを表示
②左端のメニュー項目から「設定」を選択
③「チャンネルのステータスと機能」をクリック
④使える機能を確認
「✔確認」となっている場合は、まだアカウント認証がされていない状態です。
その場合、下図の赤枠で囲った4つの機能が利用できません。
上から順に、
- ライブストリーミング
- 制限時間を超える動画
- カスタムサムネイル
- Content IDの申し立てに対する再審査請求
電話かSMSでアカウント認証をする
YouTubeのアカウント認証をするには、以下の2つの方法があります。
- 電話で確認コードを受け取る
- SMS(ショートメッセージサービス)で確認コードを受け取る
SMSでの認証は、失敗する場合があります。私自身も最初SMSでの認証を試みましたが、一向に確認コードが送られてきませんでした。
その場合はあらためて電話による認証をすれば問題ありませんので、安心してください。
電話での認証の方法は以下のとおり。
- 「電話の自動音声メッセージで受け取る」にチェック
- 電話番号を入力
- 「送信」をクリック
送信をクリックするとすぐに電話がかかってきますので、手元に電話とメモとペンを準備しておいてください。
「あなたのコード番号は○○○○○○です」と6ケタの確認コードが自動音声にて伝えられますので、間違えずにメモしましょう。2回繰り返されますのでしっかりと確認してくださいね。
このアカウント認証は、不正防止のため、1つの電話番号では1年間に2つのアカウントまでとされています。
ただ、3つ以上のアカウントを作成したい場合は、家族の電話番号を借りるなどすればできますので、一応頭の片隅にでも入れておいてください。
電話で受け取った6ケタの確認コードを入力し、送信ボタンをクリックします。
↓
アカウントの状態を再度確認してみる
ステータスが「✔確認済み」になっていますね。
カスタムサムネイルと15分超えの動画が有効になっているか確認してみます。
➡アカウント認証が完了したら、次はチャンネルの基本的な設定をしていきます。
別記事でまとめましたので、合わせてお読みください。

YouTubeアカウント認証をするメリット
冒頭にも軽く説明しましたが、
YouTubeアカウントを認証しないと以下の4つの機能が使えません。
②15分超えの動画アップ
③ライブ配信
④ContentIDの申し立てに対する再審査請求
①カスタムサムネイル
サムネイルは動画の顔ともなるもので、視聴者はサムネイルを見て動画を視聴するかを瞬時に判断すると言われています。
あなたもYouTubeを見るときに、まずサムネイルを見ませんか?
サムネイルにインパクトがあるものに興味をそそられませんか?
動画の再生回数アップのためには、このサムネイルをいかに興味を引くものにできるかがポイントになります。
カスタムサムネイルとは、自分でつくったサムネイルを設定できるということです。カスタムサムネイルが使えないときは、YouTube側で動画の中から3つのシーンがサムネイルとして設定できるようになっています。
動画のシーンの一部なので、魅力的なサムネイルになっていません。
有名なユーチューバーの中には、このサムネイルの作成にものすごく労力を使っている人もいます。それくらいサムネイルは動画の再生回数アップのためには欠かせない要素なんですね。
②15分超えの動画アップ
短い動画ばかりをアップしていく人にはあまり関係ないかもしれません。
ただ、YouTuberとして活動していくなかでは中には長めの動画を出したくなることもあると思います。
また、長めの動画の方がYouTubeに優遇される傾向があるようです。もちろん視聴維持率(どれだけ長い時間動画を見てくれるか)がないと評価されませんが。
はじめからアカウント認証をしておけば、時間制限を意識しないで済むので気分的にもいいですね。
ちなみに、最長時間は12時間です。(ただしサイズは128GBまでに限ります)
③ライブ配信
ライブ配信とは、いわゆる生放送です。
あまりいないと思いますが、しょっぱなからライブ配信をしたい人はアカウント認証は必須となります。
④ContentIDの申し立てに対する再審査請求
著作権のあるものを動画内に含んでいる場合、例えばテレビ番組の映像をそのまま流したりすると、著作権者からContentIDの申し立てがされる場合があります。
ContentIDとは、著作権者のコンテンツ(作品)がコピーされることを防ぐ仕組みのことを言います。
著作権者は、コピーされたものをブロックすることもできますし、許可して収益化することもできます。
動画の作成者は、このContentIDの申し立てに対して、それは誤りだと異議申し立てをすることもできます。
この異議申し立てが拒否された場合、動画作成者は再審査請求をすることができますが、このときにアカウント認証がされている必要があります。
まとめ
YouTubeアカウント認証のメリットは4つあり、そのうち特に2つの機能ははじめから使えたいので、チャンネル開設直後に、アカウント認証をしましょうという話でした。
その2つの機能は、
- カスタムサムネイルが利用できること
- 15分超えの動画をアップできること
です。
次は、チャンネルの初期設定を行っていきます。

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